ようこそ権堂商店街へ

 

【権堂商店街】
権堂商店街は、県都長野市の善光寺のお膝元に位置し、賑やかさと歴史的風格を兼ね備えた商店街です。通りはアーケードが架けられ、雨の日も風の日も買物を楽しめます。
季節ごとに様々なイベントを用意しておりますので、商店街の楽しい情報をみなさまにお届けいたします。

【権堂町勢獅子の由来】
勢獅子(きおいじし)は、その起源が古く江戸時代の天保2、3年頃と伝えられている。  当時、正月と祇園祭りには木造り獅子を悪魔払いと称して、乱暴ごめんとばかりに町内各所で舞暴れたと伝えられている。  年と共にこの獅子は木造りから大型なものに造り変えられ、現在では約三十数kgの獅子頭になっている。  明治7年県庁庁舎が移転新築されたおり、落成の祝賀式に権堂暴れ獅子を献じたが、ささいな事で乱闘になり「ほろ」が破かれてしまった。時の県知事は直ちに式場にあった紫縮緬の大幕を貸し与えた。  この大幕は権堂町の宝として保存され、以来権堂の暴れ獅子の「ほろ」には菊花の紋章を型取って毛巻を十六本とし、中に三星をいれて作っていたが、今は原型を残すのみである。  暴れ獅子も古くは乱暴御免であったが、時代と共に「勢獅子」と解消して今日に至り、長野祇園祭の名物となっている。  舞いの獅子曲も「四丁目」 「正天」 「屋台」 「つくまづくし」 「野崎くづし」 等、他所にはない珍しい曲がある。